ホームページをリニューアルするついでにブログのコーナーも復活します。

私は高校を出て大学に入る時期、実家の家業のばね屋〔江東発條〕の仕事が忙しかったので専修大学の二部〔夜間〕に入学して、昼間は工場で現場の仕事、夕方から神田校舎へ通い、週末は関東周辺のジムカーナに参戦っていう生活をしていて、合間に父親からばねの設計の基本や設計に使用するばね用計算尺の使い方なんかを習っていたのでばねの設計はかれこれ50年やっていることになります。

現在は最終的な図面はCADですが、いまだに計算尺を設計の取っ掛かりに使用しています。
CADと計算尺って時代錯誤?ミスマッチ?と思う方も多いと思いますが、基本設計の時間短縮には最適と思って未だに使っています。
昭和初期創業のばね屋さんに於いては世代交代の影響で計算尺そのものの存在を知らないとか存在は確認しているけれど教わる機会がなくて使い方が分からないっていう方、一度電話かメールを下さい。

基本的な操作や最小限必要な要素の入っている関数電卓なども紹介できればと思います。

bestex